8月18日(1) CA州最低賃金引上げへ
Source :California’s Minimum Wage to Increase: 5 Things Employers Need to Know (SHRM)
7月31日、CA州財務長官は、2024年1月1日以降、CA州最低賃金を3.5%引き上げる必要があると公表した。これにより、CA州最低賃金は2023年$15.50/hから2024年$16.00に引き上げられる(「Topics2022年5月15日 CA州:最低賃金引き上げへ」参照)。

同時に、CA州残業代免除対象者の所得下限を、2023年$64,480/Yから2024年$66,560/Yに引き上げる。連邦レベルよりは相当高い水準にある(「Topics2023年4月5日(3) 残業対象者拡大法案提出」参照)。

※ 参考テーマ「最低賃金」、「人事政策/労働法制

8月18日(2) 再保険料大幅増額
Source :Medical Stop-Loss Premiums Increase by More Than 8% (Segal)
企業が提供する医療保険プランのうち、"Self-Insured"プランは企業自身が保険給付を行なう(「Topics2010年1月21日(2) 2つの企業提供保険プラン」参照)。想定外のリスク(ex.高額医療対象者が急増)に対しては、"Medical Stop-Loss Insurance"で対応する。

Segalが関わった約250プランの"Medical Stop-Loss Insurance"の保険料は、2023年に平均約8.4%増額されたという。この平均値には、免責額を引き上げた(=保険料引き下げ要因)プランも含まれている。こうしたプランを除き、前年と同様の条件を設定したプランでの引き上げ幅は13.4%に達する。

こうした要因も、2024年の企業提供保険プランの保険料引き上げに影響することだろう。

※ 参考テーマ「医療保険プラン

8月18日(3) Medicare ACOs前途多難
Source :CMS tries luring providers to revamped Medicare ACOs (Modern Healthcare)
連邦政府は、Medicare ACOsの普及により、基金の延命を図ろうとしている(「Topics2023年4月3日(1) 年金/Medicareの余命は10年」参照)。Medicare ACOsは、2010年代から試験導入が始まっている(「Topics2012年2月15日 ACOは普及するか?」参照)。2030年までにすべての出来高払い制プランの加入者をACOsに移行させたいと考えている。

しかし、コロナ禍でACOsの数、加入者数とも減少している(CMS)。
また、保険会社の方でも、Medicare ACOsへの移行に魅力を感じておらず、移行への課題をいくつも掲げている。連邦政府の思惑通りに進むようには見えない。

※ 参考テーマ「Medicare

8月11日 CPI上昇率若干増
Source :Here's where inflation stands today - and why it's raising hope about the economy (NPR)
8月10日、BLSは7月の消費者物価指数(CPI-U)を公表した(News Release)。前年同月比3.2%の上昇と、若干の上昇となった(「Topics2023年7月13日(2) CPI3.0%」参照)。コアの伸び率は4.7%と若干の低下、足許については、前月比で+0.2%と横ばいだった。
エネルギー全体の価格指数は、前年同月比で伸び率はマイナス12.5%となり、大幅な価格低下が続いている。
食料品価格の伸び率は前年同月比4.%増と低下しており、だいぶ落ち着いてきた感じである。航空運賃、卵などの低下が目立つ。
エネルギー、食料品を除くCPI上昇率は前年同月比4.8%と、低下の度合いが小さい。
住居費は前年比7.8%増と、わずかに下がったものの、高水準が続いている。家賃は逆に上昇している。
サービス業の価格上昇率は6.1%と僅かに低下したものの、高い水準を続けている。労働需要の高いことを反映している(「Topics2023年8月7日 労働供給が限界か?」参照)。
7月の実質時給は、前月比0.3%、前年同月比で1.1%となった(Real Earnings News Release)。
※ 参考テーマ「労働市場