| Source : | Where the 2024 presidential candidates stand on employment issues (HR Dive) |
上記sourceは、大統領選挙候補者達の労働政策に関するスタンスをまとめている。 ※ 参考テーマ「大統領選（2024年）」、「人事政策/労働法制」、「移民/外国人労働者」、「労働組合」、「最低賃金」、「FMLA」
| Source : | Multiemployer pensions reach highest aggregate funding level since 2007 (Milliman) |
複数事業主DBプラン（Multiemployer Pension Plans, MPP）の財務状況が改善している。MPP救済策は着実に効果を上げている。
- 2024年6月30日時点で、MPP総体での積立比率は93％に達した（「Topics2022年8月13日(1) 複数事業主プランの財政状況」参照）。2007年以降で最高水準となった。
- 全プランのうち、73％のプランが財政が健全と判断される。
- 同時点で、73プランが$54BのSFAを受け取っている（「Topics2021年7月16日 複数事業主プランへの支援策」参照）。これは、積立比率の7％分に相当する。
- PBGCの推計によれば、2027年までに198のプランが約$80BのSFAを受け取る見込みである。これらが全て2024年6月30日時点で受け取ったと仮定すれば、MPP総体での積立比率は96％に達する。
※ 参考テーマ「PBGC/Chapter 11」
| Source : | Hackers may have stolen the Social Security numbers of every American. How to protect yourself (Los Angeles Times) |
ハッカー集団が、National Public Dataから29億人分の個人データを盗み、売却していたと報じられている。売却されていたのは、個人名、住所、生年月日、Social Security Number（SSN）、電話番号などを含めた27億件の情報とされている。
National Public Dataは、収集した個人情報を企業に提供しており、企業は従業員のバックグラウンド調査や信用調査に利用しているという。不法移民が就職する際に購入し、申請している可能性も大きい（「Topics2019年8月28日 E-Verifyの致命的欠陥」参照）。
※ 参考テーマ「公的年金改革」、「移民/外国人労働者」
| Source : | Inflation rate falls to 2.9% in July, adding to signs that surging prices have abated (NBC News) |
8月14日、BLSは7月の消費者物価指数（CPI-U）を公表した（News Release）。前年同月比2.9％の上昇となり、5ヵ月連続の低下となった（「Topics2024年7月12日 CPIは落ち着き」参照）。コアの伸び率は3.2％で、こちらも低下が続いている。足許については前月比で0.2％の伸びとなった。このところのCPIの落ち着きには、食料品価格の安定が貢献している。7月も1.1％の伸びに収まっている。エネルギー価格も1.1％の伸びにとどまっている。住居費は前年同月比5.1％増と、低下を続けているものの高止まりしたままである。サービス業の価格上昇率は4.9％となり、住宅費同様、なかなか収まっていかない。7月の実質時給は、前月比0.1％増、前年同月比で0.7％増となった（Real Earnings News Release）。インフレは鎮静化が明確になりつつあるが、住居費、サービス価格の上昇が止まらないという状況が続いている。
※ 参考テーマ「労働市場」
| Source : | Medicare negotiated drug prices for the first time. Here’s what it got (NPR) |
8月15日、連邦政府は、Medicare処方薬価格の交渉が妥結したことを公表（CMS Fact Sheets）した（「Topics2024年7月31日(2) Medicare薬価交渉日程」参照）。次の価格交渉は2025年初頭より開始される。対象は最大20品で、2020年代まで継続される予定である（「Topics2023年2月13日(1) Medicare薬価抑制策検討開始」参照）。
- 今回の交渉で決まったのは、10の処方薬。2023年価格と比較して、38～79％の引き下げとなった。
- これらの価格は、2026年1月からの適用となる。
- 今回の10の処方薬だけで、2022年Medicare支出は総額$50.5Bを占める。これは、処方薬関連支出全体の約20％に相当する。
- 今回の価格引き下げにより、政府支出は10年間で$98.5Bの削減が見込まれる。
※ 参考テーマ「Medicare」、「医薬品」
| Source : | Employer health plan costs expected to rise 9% in 2025: Aon (Modern Healthcare) |
2025年の企業提供医療保険プランの一人当たり医療費について、予測が相次いで公表されている。次の数字は、いずれも2024年からの伸び率である。 やはり、2025年の医療費、医療保険料は、かなり上昇しそうだ（「Topics2024年7月17日 2025年医療費推計」参照）。
※ 参考テーマ「医療保険プラン」
