4月21日、教育省（U.S. Department of Education、DOE）は、債務不履行となっている学生ローンの回収を開始すると発表した（Press Release）。ポイントは次の通り。

1. 債務不履行となっている学生ローン債務の回収を、5月5日から開始する。
   
   
2. 債務不履行となっている債務者には、今後2週間で、e-mailにより、債務を支払うか、財務省が管轄する返済プログラムに登録するよう求める。
   
   
3. 夏過ぎには、債務者の給与から強制的な天引き回収（administrative wage garnishment）を開始する旨を通知する。

現時点で、学生ローン債務者は4270万人、債務残高は$1.6T（Student Loan Debt Statistics）。そのうち、過去1年間で約500万人が債務返済を行なっていないとされている。この数字は今後さらに膨らんでいくと見られている。

時計が完全に逆回りしているようだ（「Topics2024年 4月9日　学生ローン債務免除新案」参照）。

企業における学生ローン返済支援策が、益々注目されそうである（「Topics2024年4月23日　学生ローン返済支援給付策」参照）。

※　参考テーマ「教　育」

上記sourceは、トラブル解消のために働く現場職員が解雇されているため、Exchangeでのトラブルが増え、かつ解消までの時間が長引くことになろうと予言している。

• CMSのcaseworkers　←　連邦政府職員の大幅削減
  
  
• Navigater　←　補助金の90％削減（「Topics2023年1月27日(2)　Exchange加入登録過去最高」参照）

※　参考テーマ「無保険者対策/連邦レベル」、「無保険者対策/州レベル全般」