1月11日 H-4ビザの就労禁止案
Source :Trump Administration Plans to Rescind Work Permits for Spouses of H-1B Workers (SHRM)
Department of Homeland Security (DHS)は、昨年12月15日、就労ビザ制度の見直し案を公表した。昨年4月に大統領が署名した、"Buy American and Hire American"に関する大統領令に基づく見直しである(「Topics2017年4月19日 H-1Bビザの見直し」参照)。

ポイントは次の通り。
  1. オバマ大統領時代(2015年〜)、H-4ビザ(H-1Bビザ保有者の配偶者)に就労を認めるカテゴリーを設けていたが、これを廃止する。

  2. H-1Bビザの受給資格を厳格化する。具体的には、特殊技能の高度化、雇用関係要件の見直し、H-1Bビザ保有者の賃金水準の確保など。

  3. 学生ビザ保有者が就労する場合に、企業側の義務・要件を厳格化する。
※ 参考テーマ「移民/外国人労働者