Source : | Insurers, Pushing for Higher Rates, Challenge Key Component of Health Law (New York Times) |
2017年の保険料申請が大幅な引き上げを伴うものとなっている。これを今度は各州政府の保険当局が審査して、適正な引き上げ幅に抑制していくというプロセスが進んでいく。連邦政府は各州政府保険当局に、審査プロセスを充分に活用するよう求めているが、連邦政府自身が矢面に立たなければならない局面が出てくる。
この4州のExchangeについては、連邦政府自身が保険料申請に対する審査をしなければならない。逆にいえば、これら4州はExchangeについて連邦政府に対して丸投げをしているのである。
- Missouri
- Oklahoma
- Texas
- Wyoming
この4州における保険会社の申請ベースでの保険料上昇率は、極めて高いものになっている。上記sourceによれば、となっているそうだ。これだけ高い上昇率を申請してくるにはそれなりの訳がある。いずれも事業実施に伴って今の保険料で採算が取れていないからだ。こうした理由で申請してきたものを、地元の事情に明るくない連邦政府職員が精査できるのか、上昇率を抑制することができるのか、といった懸念が広がっている。
- Missouri(Humana):34%
- Oklahoma(BCBS):49%
- Texas(BCBS):60%近く
- Wyoming:10%未満
※ 参考テーマ「無保険者対策/連邦レベル」、「無保険者対策/州レベル全般」