Norfolk (VA)には、東海岸最大の海軍基地があります。大きな海軍病院もあります。

この海軍博物館の横には、Battleship Wisconsinが横付けされており、その甲板に立つことができます。なぜ戦艦の中に入れないかというと、Wisconsinはまだ完全には引退しておらず、必要があればいつでも出動できるように態勢を整えておく必要があるので、戦艦内は常に除湿しているからだそうです。いわば戦艦の予備役といったところでしょうか。

艦長は、我々のために、わざわざ出勤してきて、Wisconsinの歴史や能力の説明をしてくれました。

あのマッカーサー元帥は、このNorfolkに眠っているのです。知りませんでした。夫人（2番目）も、2000年に亡くなり、同じこのメモリアルに安置されています。ここNorfolkは、夫人の故郷だったそうです。

ここの館長が、「マッカーサー元帥の功績に対する歴史的評価は、第2次世界大戦を終結に導いたことよりも、敗戦国日本のその後の経済復興の基礎を築いたことの方に重点が置かれるようになるだろう」と仰っていた言葉が印象的でした。

また、東条英機が自殺を図った際の拳銃、弾丸、医師が処置をしているところの写真、マッカーサー元帥が東京で使用していた車など、ここにしかないものがたくさんありました。

私達は訪れていませんが、同じ敷地内に、Archives and Libraryもあるそうです。