2012年のツールを振り返って
- 新城幸也
総合84位。とにかく、日本人がこんなに目立ったツールはなかった。よくやったの一言。徹底的なアシストと積極的に前に出る姿勢は、必ず来年のステップアップをもたらすものと期待する。
- Sky Procycling
総合優勝のWigginsの強さと安定性は抜群であり、ピレネー突入前に勝負はついていた。しかし、それは忠実な働き蜂が常に寄り添っていたからである。
印象に残るのは、Froomeの涙ぐましい限りの献身的走りである。記録を見れば、第11ステージからずっと2位を続けている。つまり、ずっとWigginsに寄り添っているのである。
そのご褒美に、ステージ優勝をWigginsに導いてもらっている。Cavendishも同様である。鉄壁のチームスピリットを見せてもらった。
- Shimano
今回、シマノがスポンサーとなっているツール参加チームの総合成績は、次の通り。
Shimanoのワン・トゥー・フィニッシュである。シマノは既にツールを制しているのである。